よろこびの音、よろこびの涙

先日、お友達に誘われて、とあるコンサートに行ってきました。

 

★OKAZAKI LOOPS  高木正勝 「大山咲み」★

ピアノ、アイヌ歌唱、パーカッション、ジプシーヴァイオリン、インド楽器、など
多様な文化の音楽を融合させながら、村の祝祭を舞台上に再現するかのような、
高木正勝のコンサート「山咲み」のLOOPSスペシャルバージョン。

 

 

わたしは高木正勝さんを知らなかったのだけど、
彼が手がけた作品は知らない間にいくつも見聞きしていたみたい。
でもコンサートがどんな感じなのか?想像もつかないまま、
友達が大好きだというし わくわくしながら参加♪

 

13625400_1107078002704811_803681068646150887_n

 

気が付けば、初っ端から泣いてた(笑)

それも、歌詞のない、明るい曲で。

2曲続けて涙が溢れて、ハートが震えまくっている最中
なんで泣いてるんだろ?と冷静に考える自分もいた。

 

 

 

曲がぶわーっと高まる時、わたしも共鳴して胸がいっぱいになる
そこで気付いたのは、というか感じたことは、
歓喜であり、賛美であり、祝福であり、感謝であり、畏敬であり、慈愛であり、
満ち満ちた歓びと愛と祈りがそこにあるからなんだ、ってことだった。

 

 

コンサート全体を通じて、それらが大切に奏でられ映し出され空間を創ってた
とっても朗らかで優しくて温かい、なつかしい心地のするメロディやリズムで
自然や人の、恵みや営みを、繋がりを、こんなに愛おしんで表現出来るなんて
なんてすごい、なんて素晴らしいんだろうって思った

 

心の底から感動したし、魂が震えるように涙が溢れた。

 

 

20150622-takagimasakatsu_v

 

 

歌詞のついた歌もたくさんあって
それらは高木さんの他に、アイヌの姉妹が歌っていたのだけど
その声や言葉や手拍子のリズムなんかがこれまた良くて
初めて聞いたはずなのになつかしいって感じるのは不思議だった。

 

アイヌは、人間をとりまくすべての事物に“魂”が宿っていると考えて
この世界に宿る数々のカムイ(神様)達を敬って生活してるから
そーいう点でも動植物や自然と一体となって生きてる民族。

 

その在り方って特別なものなんかじゃなくて、
生きとし生けるものが本来備えた感性でありナチュラルな在り方だと思う
日本人は特にその感性が、元々繊細で豊かに備わってるはずだから
だからこそなつかしいって、理屈じゃなく感覚で反応するのかもしれない。

 

 

 

言葉や説明がなくたって、風景が観えるんですよね
春夏秋冬、自然の移ろい、恵み、山里に住む人々の温もり、育み
人工的ではない素朴で根源的な美しさ
土や 風や 水や 木や 花や 虫や 魚や 獣や
たくさんの生命が 山と海、空と大地に抱かれて 星々に照らされて
燦々と輝くのを その息吹を 音楽を通じて深く強く感じました。

 

高木さんが舞台に1人でピアノを演奏した時
この人は心を奏でてるんだって感じた
だから演者も、お客さんも、心で繋がっていくんだなって
だからこそあんなにも調和した空間が生まれるんだなって。

 

 

生きるよろこび、なんて言葉にするとあまりに陳腐なんだけど
おごそかにするのもなんか違うくて
まるで子供のように 天真爛漫に 生きることを楽しむような
そんな感覚が蘇る、そんな愛おしさが全身を駆け巡る、
よろこびの涙が何度も溢れる、とっても素晴らしいコンサートでした★

 

 

 

五感が、心が、感性が、自然に舞い歌い満ちる
こんな独特の躍動感に富んだイベントも珍しいなぁと思う。
そしてまた行きたい。
幸せなひと時に誘ってくれたお友達、ありがとう!

 

 

お子様からお年寄りまで幅広く、おすすめです◎